決勝卓レポート

ヒロさん：赤デッキ（ジャッジメント・ドラゴニス）
Kさん　：白デッキ（甲竜）

【1ターン目】
先攻はヒロさん。『ネオダブルドロー』をプレイして手札を補充、ターンエンド。
【2ターン目】
続いてKさん、アルティメットバトル02に収録されている新カード、『甲竜の狩り場』を配置。「甲竜のBPで勝負する」というコンセプトのデッキらしい順調な滑り出し。次いでバーストをセットして、ターンエンド。
【3ターン目】
ヒロさん、『リューマン・クロウ』『ムゲンドラ』『アルティメット・プテラトマホーク』を次々と召喚。焦るKさん。そしてバーストをセットしたのち、3体で立て続けにアタック！一気にKさんのライフは2に。
…ちなみに余談だが、ヒロさんがデッキに1枚だけ入れている『ムゲンドラ』。別に入れる必要はないのだが、ウエハース版デザインのこのカードを入れているのがこだわりらしい。こういうこだわりがあってこそのカードゲーム。素晴らしい心意気。
【4ターン目】
返しのKさんのターン。またも新カード『運命姫神ヴェルザンディ』を召喚。Lv3効果で相手のリフレッシュステップに自分もリフレッシュするという、『ジャッジメント・ドラゴニス』に対抗しうる強力カード。続いて『ストロング・ドロー』をプレイ、すかさず一言、「弱い(汗)」。この瞬間、どうやら負けの兆しが見えたよう。見えてしまった模様。そのままターンエンドへ。
【5ターン目】
ヒロさん、「あったまっかず♪（頭数）」と『ガーネットドラゴン』を召喚。動画では少し見切れているが、ここでKさん、謎のサムズアップ。いやいや、楽しんでいらっしゃる。素敵。そのままアタックステップ。『アルティメット・プテラトマホーク』と『ムゲンドラ』のアタック！Kさん成す術なく、ライフは０に。ヒロさんの優勝が決まった。

…結論として、片や低コスト帯のウィニー、片やデッキ事故という、両者共にデッキコンセプトとは全く違う戦いとなってしまったようです。試合時間にして5分あるかないかほど。しかし、これぞカードゲーム。これぞリアル。内容や結果がどうであれ、終始対戦を心から楽しみ、最後にしっかりと握手を交わした両プレイヤーに拍手。対戦後もお互いのデッキ構築やプレイングに関して、カードを広げながら会話に華を咲かせていました。